家庭用浄化槽で最も多い故障、それは・・・
ブロワ(送風機)の故障!
浄化槽に空気を送る機械であり、これが止まると浄化槽はほぼ全ての機能を失ってしまいます。
いわば浄化槽の心臓です。
で、これを開けてみると、
中身はこんな感じです。
正面
この黒いカバー(チャンバーブロック)の中にダイヤフラム弁というゴムがついています。
このダイヤフラム弁が経年により破れてしまい、ブロワが止まってしまうのです。
(自動で止まるしくみ)
ダイヤフラム弁は左右に1つずつついています。
このブロワの場合1つだけが破れていましたが、劣化を考えるともう一つも時間の問題だったでしょう。
修理の際には両側とも交換します。
破れたダイヤフラム弁
メーカーは1年に一度の交換を勧めていますが、およそ4、5年位はもってくれる気がします。ツワモノだと15年位耐えた物も!?(あくまで個人的な見解です。)
24時間365日、雨の日も風の日も雪の日も屋外で動きっぱなしです。
おそらく住宅設備のなかで一番過酷な仕事をしてくれているかもしれません。
そんな物たちなので、修理や交換が必要になった時には嫌な顔をせずにねぎらってあげてください(笑)
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